茂呂父です。
株式会社ひいらぎの勉強会、とどまることを知りません。
10月2回目3回目の勉強会が、20日（火）と21日（水）連続して開催されました。
2回目は、まつりか若手エースのレインボー笹川さんが、「ベビーマッサージ～愛着形成のヒント」と題して、実技を含む講習を行ってくれました。
笹川さんが紹介してくれたのは、オイルを使わない「東洋式ベビーマッサージ」です。
やさしく包み込むようにマッサージすることで、される方もする方も、「愛情ホルモン」「安心ホルモン」とも言われているオキシントンがが分泌され、スキンシップの効果が発揮されます。
体への効果は緊張を解きほぐし、ストレスを減らす。心への効果は、愛情と信頼感を醸成させます。
おまけに触れる側の産後うつの予防や解消、子どもの異変に気づきやすくなる、といった効果まであるそうです。
神木さんのタクティールケア同様、リラクゼーションのすばらしいツールですね。
参加した皆さん（児童利用者のお母様まで参加してくれました）が、いろいろと応用していきたいと話していたのが印象的でした。
21日には、訪問部門の管理者である細野さんが、「同行援護の制度と同行援護従業者の業務」と題して、制度や現状について、お話しいただくとともに、視覚障害者の歩行介助の基本技能を実習してくれました。
同行援護は、制度改正により障害者福祉サービス事業に、平成２３年１０月より新しく加わったもので、視覚障害により、移動に著しい困難を有する障がい者等に対し、外出時において、障がい者等に同行し、 移動に必要な情報を提供するとともに、移動の援護その他の便宜を供与するサービスになります。
これまでの、各市町村の地域生活支援事業の位置づけであった「移動支援事業」の視覚障害の方が受けているサービスが国の事業に移行しました。
実習では、2人1組になって、基本姿勢と歩行の基本介助について学びました。
利用者としっかりとコミュニケーションを行い、信頼感を醸成した上で、利用者の移動しやすい姿勢、歩幅、速度で、周りの状況をマップしてもらうように語りかけ、落ち着いて援助していくことの必要が訴えられました。
次回は、屋外で実際にアイマスクやタオルを実装し、バージョンアップして行おうと話しました。
