まんてんえがお本社茂呂父です。

7月22日(金)終業後まつりかフラワーのフロアーで社長主催の恒例研修会が開かれました。

題して「目標設定ワークショップ」です。

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なかなか盛況でしょ!

社員のほぼ全員とまつりかレインボーとフラワーの指導員、ひらぎ足立のヘルパーを含め総勢20名を越す盛会(?)でした。

ワークショップ (workshop) とは、本来「作業場」や「工房」を意味しますが、日本では「体験型講座」を指す用語とされ、参加者が経験や作業を披露したりディスカッションをしながら、スキルを伸ばす場の意味を持つようになっています。

学びや創造、問題解決やトレーニングの手法として、参加者が自発的に作業や発言をおこなえる環境が整った場において、ファシリテーターと呼ばれる司会進行役を中心に、参加者全員が体験するものとして運営される形態がポピュラーとなっています。

社長は、この手法を駆使して、私たち参加者に次から次に課題を投げかけます。

<目標設定>

最初の課題は、「あなたが半年後に達成したいと思う目標」を列挙しなさい」というものでした。参加者全員が、5分くらいの間に、自分の目標を、「目標」とだけプリントされた白紙にどんどん書き込んでいきます。

そして、時間が経過したら、全員が2人1組のペアになって、相手の目標の説明を聞き、目標が適格でなかったり具体的でなかったら、こうしたほうが良いのではと助言をしあいます。

そして発表の時間です。指名された参加者が、ペアになった相手方の目標と自分がそれに対してどんな助言をしたかを、披瀝します。

社長は、目標は具体的でなければならない、達成可能で明確でなければいけない、ということで、発表に対してどんどん問題点を指摘していきます。

この日は、どういうわけか、社長の例にもあったせいか、ダイエットが多かったですね。数値目標が明確であるということが、選ばれた要因かも知れません。

<資源>

次には、目標を達成するために、どんなツールを資源としていくかです。社長は、「人物」「物」「金」「技術」「時間」を例示しました。

指名されて発表した私は、相方のNさんが、「児童の集団的スキル、たとえば「順番を守る」「交代する」といったスキルを半年後までに半分の子ができるようにしたい」という目標をあげたことを紹介しました。私は、所長や先輩の知識や影響力を活用して実現してほしいと助言しました。

社長は、目標を具体的にということは、数値を明確に何をどのように5W1Hを明確にして考えなさい、子どもによっては、その目標は無理かもしれない、もう達成できているかもも知れない。

When(いつ) Where(どこで) Who(誰が) What(何を) Why(なぜ)How(どのように)したのか?を明確にして目標を立て、そのための資源を考えるべきと指摘しました。

<障害>

次には、目標を達成するために、どんな障害があるかです。障害を考える場合にも、「人物」「物」「金」「技術」「時間」それぞれで考えようという提起でした。

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真剣に考えていますよ

たとえば、社員Sさんの目標は、「自分は仕事の上で必要なパソコン操作が十分にできない。半年後までに仕事に支障のないパソコンスキルを身につけたい。」というものでした。発表した相方は、先輩の知識やスキルを活用しなさい、パソコン教室に通いなさい、と助言をしたそうです。

本人が障害と考えているのは、パソコンを買いたいがお金がない、パソコン教室に通いたいが時間がない、というものでした。

社長は、障害が克服できないものであれば、目標にならない。パソコンで何をやりたいかが明確でない。大きな目標を実現するには、スモールステップを大切にして、1歩ずつ実現していかなくてはならない。たとえばSさんがパソコンで何をやりたいか、自分で説明できないとしたら、その事情がわかる人を連れて行くのもいい。実現できることを積み重ねていかなければ、目標は目標のままだ。これは、目標ではなく「夢」にすぎない。

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和やかなペアの話し合い

それでは、どのように目標化、実現化をしていくか。スモールステップ、Sさんならどんなパソコンがほしいか、そのためには第1歩、明日ヤマダ電機に行って自分のほしいパソコンの見当をつける。たとえば半年後にパソコンを購入するなら、毎月いくら積み立てたら買えるのか、来月は、3ヵ月後(半額)は、と実現していく。

そして、仕事をスムーズにするためのアプリケーションで何が必要でどんな操作が必要なのか、1つずつ課題を明らかにして実現していくことが大切、と諭しました。

<最後に>

明日からやろうは=馬鹿野郎!! 今日からはじめよう、ということでした。